今年秋に控えた展示に向けて、どうしても大判での高品質プリントが必要になりました。
もちろん、外部のプロラボに依頼するという手もあります。けれど今回は、自分の手で最後まで作品と向き合いたいという思いが強く、プリンタの導入を決意しました。

選んだのは、EPSONのプロセレクションシリーズ最上位モデル「SC-PX1VL」。
最大A2ノビ（432×636mm）まで対応し、10色インクによる豊かな諧調と繊細な描写力を持つ一台です。

実は私は以前、大阪市内のプロラボでプリント業務に携わっていたことがあります。
その経験もあり、「自宅でもラボクオリティに近づける」と確信できたのが、この機種でした。

導入直後に行ったテストプリントでは、期待を超える仕上がりに感動しました。
黒の深み、ハイライトの柔らかな階調、繊維の質感──
画面上で構築していたイメージが、立体感を持って紙の上に再現される。
まさに、作品が「実在」へと移行する瞬間でした。

このプリンタは、今後の展示作品のプリントだけでなく、ポートレートやアートワークの出力にも活用していく予定です。
展示・作品用プリントのご依頼にも対応可能ですので、興味のある方はぜひお問い合わせください。